ペリグー -Perigueux-
ペリグー駅大西洋岸側に位置するボルドーから東へ、鉄道で1時間程揺られた内陸部にペリゴール地方の中心都市ペリグーがあります。
ペリグーはフォワグラ、トリュフ、セップ茸等で有名な美食の街。
食べるコト好きにはたまらないかなりテンションの上がる街です!
町並みは大きすぎず、小さすぎず、住みやすそうな整備の行き届いた感じの小綺麗な印象。(どこもそうかも知れませんが、ボルドー等の大都市の方が清濁併せ持つというか、街の荒れた部分も目立つように思います)
古式ゆかしい邸宅などルネッサンンス期の名残もあるいい雰囲気の街です。

フォワグラ製品を売るショーウインドー

街を歩いていると街のパン屋さんを通りかかりました。
丁度ショーウインドーの模様替え中の様で、看板屋さん?専門の絵描きさんがせっせと作業中。
仕事っぷりを一枚パチリとさせてもらいました。
折角なので、お店でおやつを。フランス伝統菓子シュケット。
中には何も入っていない粗目をまぶしたシンプルなシューです。
素朴で美味しい♪
この辺りはクルミの有名な産地ということで、菓子作りとしてはここはちょっと押さえておかねば、とあちこち当たってみましたが、そんなのどこ吹く風。特に店頭で見かけることもなければお菓子屋の店員ですら「え、そうなの?」と無関心な様子。現地に行けばこんなこともあるのね。。。
気を取り直してディナーのレストラン探しへ!
美食の街となれば期待も高まります。
少々目利きもできてきた私達は、張り切って目星をつけるも休みだったりとなかなかうまくいきません。
たまたま通りかかったショコラティエの気の良さそうなムッシュにお勧めのお店がないか尋ねてみると意外にもあっさりとレストランのショップカードを手渡してくれました。
こんな偶然のひとつひとつの出会いやラッキーの積み重ねで旅は繋がっていくとつくづく感じます。
その「LE CLOS SAINT-FRONT」という名のレストランは通りから少し奥まった所に入り口を構えるなかなかいい感じのレストランでした。

隠れ家的な雰囲気の小道を進んで行くと、小さな庭にでます。
その中に所狭しとテーブルがセッティングされていていい雰囲気のテラスになっていました。
早速、リザーブをと思いきや平日だというのにすでに予約でいっぱいらしい。どうもこの界隈ではかなりの人気店のようです。
そうなるとどうしても気になるのが人情。
諦めきれず翌日の予約をとり、ホテルまで引っ越してきた私たちでした。
そしていそいそと出掛ける翌日、テラスの奥のキャンドルを吊るした予約席へと通されました。
店はかなり流行っているようで、次々と客が押し寄せ、みるみる席は埋まり、本日も満員お礼!
満席になった暗い照明のテラスはにわかに熱気を帯びてきました。
電話は鳴るは、話し好きのフランス人はなかなか放してくれないはで接客はてんてこ舞いな様子でしたが、オーナーの紳士もマダムもとても感じのいい人たちでした。
オーナーは身なりのいい物腰のソフトな紳士ですが、日本語もなかなかのもので、クイーンエリザベス号で大阪も訪れた事があるということでした。とても気を使って知っている日本語で話しかけてくださいました。
実のところ、料理の総体的な感想は☆4つもしくは3つといったところだったのですが、雰囲気を含めたお店全体の印象は☆5つ!でした。
最後に料理のご紹介☆
なかなか写真が出てきませんが、ここでも実は撮れたのは前菜までで、あまりの雰囲気ある(要は暗い)照明のお陰で日が暮れてしまったメイン以降の写真は撮れませんでした。ご了承ください。。。
〜メニュー〜
(前菜)
フォワグラとイチゴのミルフィーユ
バルサミコソースとグラッセ
(メイン)
イカの炒め物
千切り人参とゴボウのフライ
(デザート)
キャラメルグラッセ クロッカン
ゼラニウムの花のバニラソース

前菜はとても美味しくいただきました。
フォワグラは文句無く美味しく、ゴマのチュイールで イチゴとミルフィーユの様にサンド。イチゴともバルサミコの酸味ともとてもよく合っていました。
バルサミコのグラッセはかなり酸っぱかったけど、味はよかったです。
メインはかなり和食に近い味付けのあっさりメニュー。
洋風煮物といった感じのイカの炒め物の上に、ちょっと甘い味わいの細く千切りのようにした人参とゴボウの素揚げがこんもりと綿菓子のように乗っています。
どれも盛りつけはアーティスティックなカンジ、お上品にいただきました。
そしてデザートの「キャラメルグラッセサレ」は、キャラメルアイスとブラウニーのミルフィーユといった感じ、
味はいいけど、かなり甘めです。
クロッカン(カーブさせたチュイール)にシャンティークリームを絞ったものは
ちょっと湿気っていました。。。
「ゼラニウムの花の香りのバニラソース」はライチソースかと。。。
友人の頼んだ「マダガスカル産バニラを使ったグラッセ」はあまりバニラの香りはなく
アイスというよりはシャンティークリーム(ホイップクリーム)。それとイチゴのムースが交互に入ったファミレス風の味。
となかなか厳しい評価でした。
と、デザートは今一歩な感じでしたが、とてもカンジのいいお店なので、近くまで行った際は寄ってみるものいいと思います。
2007-11-02 00:47



















